ショールーム

産業技術センター

望月陽介

製造業の生産性向上のためIoT技術の活用が有効であるが、費用や手間がかかることからシンプルで安価なIoTシステムへのニーズがある。
これまで振動エネルギーを利用して自ら発電する新磁歪材料(Fe-Ga単結晶)を用いたIoTデバイスの開発・普及に取り組んできた。
本研究ではFe-Ga単結晶から作製する素子の特性のばらつきについてその要因(加工位置や加工方法)を調査するとともに、各種処理によりその改善方法を検討し、素子特性を均質化することができた。
またデバイス構造について錘や磁石、フレーム材料について共振周波数や振幅、出力電圧への影響を調査するとともに、解析ソフトを用いて振動をシミュレーションしフレーム構造を検討することで、同一振幅の振動に対して出力電圧を向上させたデバイスを作製することができた。

研究成果ポスター)Fe-Ga単結晶を用いた振動発電IoTデバイスの実用化に向けた研究

 

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