ショールーム

畜産酪農技術センター

倉田笙平

アニマルウェルフェア(AW)は、「快適性に配慮した家畜の飼養管理」と定義され、本県では認証制度による畜産物のブランド化に向けた取り組みが行われている。
一方、豚が社会的順位を確立するために起こす闘争行動は、ストレスや受傷による病原体感染の原因となり、問題となっている。
そこで、群編成時の闘争行動を制御するAWに配慮した飼養管理技術の検討を行った。
結果、ロープ、長靴等の環境エンリッチメント資材の利用により、離乳期の子豚の闘争頻度が低下した。
また、肥育豚の飼養密度を調整することで、群編成時の闘争頻度の低下が認められた。
本技術を取り入れた飼養管理によって、豚の損耗が抑制され、生産性向上や豚肉の高付加価値化が期待される。

研究成果ポスター)アニマルウェルフェアに配慮した肥育豚の飼養管理技術の開発

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