ショールーム

山梨大学生命環境学域 生命農学系(発生工学研究センター)

若山 清香

現在、哺乳類の細胞や生殖細胞は主に超低温(液体窒素)で凍結され保存されていますが、非常に維持費用が高く、さらに、災害などで液体窒素の補給が立たれた場合、試料が溶けてしまうといった問題点があげられます。
我々の研究室では、これらの課題を克服することができる凍結乾燥での保存に長年取り組んできました。インスタントコーヒーのように哺乳類の細胞を保存できれば、常温で保管でき、電気や液体窒素装置の維持コストも大幅にカットできます。現在までに精子や体細胞の凍結乾燥保存に成功しています。今後はこれら手法を利用した社会実装に向けても探求していく予定です。

 

◆研究成果ポスターはこちらよりご覧ください

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