ショールーム

山梨大学ワイン科学研究センター

青木 是直

日本のブドウ栽培において、病害防除は必要不可欠なプロセスです。特にブドウの根から感染するブドウ根頭がん腫病の防除は難しく、北海道や山梨県内の北杜市など、新規ブドウ生産者が増えている地域において、問題となっています。本研究では、従来の台木品種と日本に自生する野生ブドウ品種を掛け合わせることで、日本独自のブドウ根頭がん腫病に強い台木品種の育種を行います。加えて、ブドウ樹より単離した耐病性を付与する内生菌を、育種した台木に取り込ませ定着させます。これにより、育種した台木に接ぎ木される穂木にも、耐病性付与が見込めます。上記の二つの方法を用いて、日本独自の病害抵抗に特化したブドウ苗木の作出を目指します。  

◆研究成果ポスターはこちらよりご覧ください

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