私達は、モデル脊椎動物であるゼブラフィッシュを活用して生命科学研究を行っています。私達はゲノム編集技術である速効型CRISPR-Cas9を開発しましたので、未解析のヒト・ゲノム変異と類似したゲノム改変をゼブラフィッシュのゲノムに簡単に誘導できるようになりました。つまり、私達はヒト遺伝子疾患に対する疾患モデル・ゼブラフィッシュを簡便に作製できますので、そのin vivo解析により分子病態解析や新規の治療薬の開発に応用できます。
投稿日：2025年10月22日
医療
山梨大学医学域基礎医学系
川原 敦雄
私達は、モデル脊椎動物であるゼブラフィッシュを活用して生命科学研究を行っています。私達はゲノム編集技術である速効型CRISPR-Cas9を開発しましたので、未解析のヒト・ゲノム変異と類似したゲノム改変をゼブラフィッシュのゲノムに簡単に誘導できるようになりました。つまり、私達はヒト遺伝子疾患に対する疾患モデル・ゼブラフィッシュを簡便に作製できますので、そのin vivo解析により分子病態解析や新規の治療薬の開発に応用できます。