サクランボ生産農家は高齢化と熟練労働者不足で危機の状態にある。本サクランボ自動選果機(サイズ識別、等級識別、病害虫鳥獣被害果検出)は、熟練労働者不足問題を解決し、熟練労働者の匠の術を販売単価の高い「手詰め」作業に専念させることで、サクランボ農家の売上を倍増させる。サクランボの収穫期間は3週間と極端に短い。この期間の単純労働者の作業、熟練労働者の作業、自動選果機の作業を明確に役割分担する。人手不足で出荷量を確保できず輸出を控えている農家・農業法人に関しては輸出拡大政策を推進することが可能になる。本自動選果機はソフトウエアの設定変更のみで、別品種(紅秀峰、ナポレオン、高砂など)に対応可能である。