川や湖等の水環境はヒトに病気をもたらす病原微生物に汚染されることがあります.そして,その汚染された水の誤飲や水への接触,さらには汚染された水で飼育された水産資源の摂食等によって,ヒトは病気に罹患することがあります.今回紹介する研究は,このような水環境における病原微生物による汚染状況の監視・将来(事前)予測,病原微生物の生存能力の評価,水産資源の汚染や汚染除去方法の効率評価等を行ったものです.安全な水環境および水産資源の確保を目指し,多くの企業様との連携や共同研究による研究加速ができれば幸いです.
