これまでスギやヒノキの人工林は植栽してから50~60年経過すると成長が止まるとされ、人工林を伐採する標準的な年齢(標準伐期)もこのくらいに設定されています。
しかし、実際に植栽して60年以上経過した人工林を調べて見たところ、まだ成長を続けていることが明らかになりました。
高齢でも成長を継続するこのであれば、標準伐期を迎えた時に木材価格が低い場合、伐採を延期しても、木材価格があがるまで維持管理していれば材積も増えていく分有利になる可能性があります。
ショールーム
投稿日:2024年10月23日
高齢級人工林の適切な管理技術に関する研究
環境
山梨県森林総合研究所
長谷川 喬平