ショールーム

果樹試験場

桐原 崚

 樹体の健全な生育や果実の安定生産のため、過不足のない窒素施肥が必要であり、土壌から供給される窒素を考慮する必要がある。しかし、可給態窒素の分析は煩雑であり、生産現場で実施されておらず、現地圃場の実態や樹体への影響は不明である。本研究で、適正な窒素施肥方法の確立に向けて、「シャインマスカット」圃場における土壌中の可給態窒素含量の実態を調査し、果実生産との関係を明らかにする。 
 また、農研機構中央農業研究センターが開発した可給態窒素の簡易・迅速評価法について、野菜等で実用化されているが樹園地土壌の報告は少ないため、ブドウ栽培土壌における精度および可給態窒素含量を簡易に判断する方法を検討する。

研究成果(ポスター)_ブドウ園土壌における可給態窒素診断基準の作成

 

山梨県農政部果樹試験場
https://www.pref.yamanashi.jp/kajushiken/103_001.html

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