ショールーム

衛生環境研究所

大橋 泰浩

 微小粒子状物質(PM2.5)による健康リスクの管理を、個人で可能にすることを目的に、小型測定器を用いて、様々な生活環境におけるPM2.5濃度を調査した。
【調査の結果】
①日常生活の環境毎にPM2.5濃度に違い・傾向があると推察された。この濃度差には外気の流入が関与していることが示唆された。
②屋外と比較して住宅内ではPM2.5濃度が50~75%程度に低減していた。ただし、住宅内外で濃度に相関性が認められたことから、高濃度時には、屋内退避に加えマスク等の対策が必要と考えられた。
③各環境における測定結果から、推定モデルを作成し検証した。まだ検討が必要であるが、おおよその曝露濃度を推定できると考えられた。

研究成果(ポスター)_PM2.5小型測定器P-Sensorを活用した生活環境におけるPM2.5調査

 

衛生環境研究所
https://www.pref.yamanashi.jp/eikanken/

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