小俣研究室では,生理心理学の知見に基づいてユーザエクスペリエンス(UX: User eXperience)を測定する方法を研究しています.ユーザエクスペリエンスとは,ユーザが製品やサービスを知ったところから,使用中,使用後に至るまでの一連の体験を表す言葉です。このユーザ体験における,主には「使いやすさ(Usability)」を客観的・定量的に評価するために,脈波や皮膚コンダクタンスや呼吸運動や視線などの連続的・無意識的に計測できる生理信号を取り入れる方法を研究しています。また,このような生理信号を,人とコンピュータとの対話(HCI: Human–Computer Interaction)の中のユーザインタフェース(UI: User Interface)として使用する方法も研究しています。まずは貴社の製品やサービスのUXについて,(生理信号を含めないまでも)一緒に検討することからはじめてみませんか?
小俣研究室では,UX,HCI,UI,ユーザビリティなどに関する基礎的な知識とこれらの評価実験に関するノウハウがあります.
ショールーム
投稿日:2024年10月10日
ユーザエクスペリエンスの生理心理学的測定
電子・情報
山梨大学工学域 電気電子情報工学系(コンピュータ理工学)
小俣 昌樹