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富士山科学研究所

石峯 康浩

従来の溶岩流計算モデルでは検討が困難だった海洋や湖水域に溶岩流が進行するプロセスを、より現実的に計算できる溶岩流シミュレーションの改良手法を提案した。

 さらに、同手法を用いた溶岩流シミュレーションをGPGPUで高速計算できるよう改良を加えた。放出岩塊に関しても独自の計算モデルを開発し、2018年に草津本白根火山で発生した水蒸気噴火の解析を中心に計算を実施した。

 2022年7月24日に桜島火山で噴火警戒レベルが5に引き上げられる要因となった噴火についても、同数値モデルを利用して岩塊の噴出条件を検討した。トンガで発生したフンガ火山噴火に伴う津波についても、シミュレーションを利用して伝播過程を検討した。

研究成果(ポスター)_火山防災マップの信頼性向上に資する数値シミュレーション技術の高度化

 

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