本県の施設キュウリ産地の生産性向上に向け、ロックウール養液栽培において、給液管理と炭酸ガス施用による増収技術の検討を行った。
給液管理では、日射に応じて給液を行う「日射比例灌液」と慣行の「タイマー灌液」を比較した。
その結果、「日射比例灌液」により収量・品質の向上を図ることができた。
また、炭酸ガス施用では、日中に400~600 ppmの低濃度で長時間施用する「日中低濃度施用」と、県内で広く行われている、早朝に1,000 ppm程度の高濃度で短時間施用する「早朝高濃度施用」を比較した。
その結果、「日中低濃度施用」により収量・品質の向上を図ることができた。
ショールーム
投稿日:2025年10月22日
施設キュウリロックウール栽培における給液管理および炭酸ガス施用による増収技術開発
地場産業
総合農業技術センター
志村 貴大
