中山間地の圃場では、ブドウ棚のように絶縁性素材であるコンクリート枠で囲まれているため、獣類侵入防止のための通電が確保できないことが多い。
そこで、コンクリート枠で導電性塗料を用いることでコンクリートに導電性を付与させる。また確立した技術がすべての加害種に対して有効であることを確認するための獣種別の必要電気出力を同時に調査する。
これまで電気柵メーカーは通電性シートをコンクリートに接着させることを試み、失敗しているため導電性を有する塗料に着目する。
塗料であれば一部剥離した場合であっても再塗装可能で、農家の自主施工が可能となる。
総理研研究(詳細)
https://www.pref.yamanashi.jp/s-rikouken/r02-1/index.html