生活習慣改善提示システム(特許第4604193号)は、異なる種類の検査データを一つの物差しで評価することによって、改善すべき関連疾患とその予防となる生活習慣の優先順位をつけるものです。自分に特化した生活改善プログラムを提示する「元気生活ナビゲーター」という商品として販売し、人間ドックや自治体の健診結果に活用されました。さらに、行動変容の3要素①自分に特化したプログラム、②見える化、③寄り添いの後者の2つの機能を有した携帯電話を活用した「継続支援システム」を開発した。また、介護予防用にこれを応用した「介護ナビゲーション」も地域で利用されました。新たな展開として、ウエアラブル情報の活用やメンタルヘルス評価を加えた進化したシステムの開発を行いたいと思っています。
投稿日:2020年10月28日
生活習慣改善優先順位決定システム(特許取得)(異なる尺度を1つにする)の新たな展開
医療
国立大学法人山梨大学
山縣 然太朗