国立大学法人山梨大学

森長 久豊

香料は、芳香剤、食品、洗剤など様々な製品中に含まれて利用されています。香料が本来持つ揮発性のために香ることができますが、香る量をコントロールすることは難しいです。
そこで、必要な時に必要な量だけ香りを制御できれば、製品の高機能化・高付加価値化を達成できると考えられます。本研究では、ポリマー骨格に香料分子を導入した香料徐放性ハイドロゲルを開発しています。ハイドロゲルはそのままでは香らないが、外部刺激である酸を加えることで香料を徐放できます。また、ハイドロゲルの親水性を調節することで、香料の徐放量を変えることができます。

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