産業技術センター

古屋雅章

 プラスチックは工業製品に幅広く使われている製品であり、その生産は、数個から数十個の試作レベル、数百から数千個の小・中ロット生産、数万個単位の大量生産に大別できる。短納期が求められる試作や小・中ロット生産において射出成形を用いるには、金型準備にかかわるコストが高く、納期がかかるため、切削や3Dプリンタが採用されているが、使用する材料が専用樹脂であるため、材料特性が異なる場合がある。
 そこで本研究では、実用的な小・中ロット生産用の樹脂型を作製することを目的とし、生産現場で射出成形を導入するうえで課題になっている“型”の課題を解決するために、3Dプリンタで樹脂型を作製し、射出成形への適用について検討を行った。

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