私は電気化学バイオセンシングの研究をしています。この方法は、簡易な小型デバイスで高感度に定量分析ができる特長があります。現在、実用化を目指している3つのテーマ①スマートトイレ用かけるだけ尿タンパクセンサ、②医療の安全を確保するエンドトキシンセンサ、③細胞間化学コミュニケーションを可視化して生命科学研究に貢献するバイポーラ電気化学顕微鏡イメージングシステム、の研究について紹介します。連携可能な企業としては、センサメーカー、センサへの試薬封入技術を持つ企業、透析液や医療用水供給など水の安全を必要とする医薬業界やそれらの装置メーカー、バイオイメージング装置メーカーなどを想定しています。