山梨県の特産品であるモモのスマート農業化に取り組んでいます。2015年から2018年の4年間、山梨大学と山梨県、山梨県果樹試験場で、モモシンクイガ被害果検出システムの研究開発と実証試験を行いました。2019年は山梨大学と山梨県産業技術センターでモモシンクイガのフェロモントラップのスマート農業化に取り組みました。
モモのせん孔細菌病の被害がモモの主要産地で増加しているため、2020年にクラウドファンディングを行い、ドローンとスマートグラス、画像解析装置を購入し研究を開始しました。新規参入者の方でも被害枝・葉、果実の切除を可能にすることを目的としています。2021年から笛吹市と共同研究を行う予定です。
投稿日:2020年10月28日
モモのスマート農業化の取組
電子・情報
国立大学法人山梨大学
小谷 信司