ショールーム

国立大学法人山梨大学

佐藤 賢之介

土木・建築の分野を問わず、建設材料として広く用いられているコンクリートは、構成材料であるセメントと水が化学反応を生じることにより“セメント水和物”と呼ばれる化合物が形成され、硬化します。私の研究では、化学的な分析を主として行い、ミクロスケールのセメント水和物の観点からコンクリートの性能評価や劣化メカニズムを解明することを目的としています。これまでの研究で、硫酸塩劣化と呼ばれるコンクリートの膨張劣化現象の要因水和物であるエトリンガイトが、ケイ酸カルシウム水和物(C-S-H)の共存条件下で生成が促進されることを明らかにしました。本研究の成果は、コンクリートの経年劣化予測ツールの開発に繋がるものと考えます。また、本研究のような水和物に着目した整理は、SDGsの達成に貢献可能な廃棄物を利用した低環境負荷のコンクリートを開発すること等にも応用することが期待できます。

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